10月2日-4日に開催されるSpace Apps Challenge 2020のチャレンジのカテゴリーが発表されました。(例年より早い!素晴らしい!) https://2020.spaceappschallenge.org/challenges/
早速和訳しましたので、共有します。
今年の全体テーマは"Take Action"「行動を起こせ」
物事を能動的に変えていこうという時に使われる言葉ですね。今年はSpace Apps COVID-19が5月にあり、そして今回は完全リモートでと、Space Apps自体もTake Actionの真っただ中にあります。
今回のチャレンジは以下の6+1カテゴリーだそうです。 (各カテゴリーのチャレンジ概要訳へのリンクを順次追加していきます 2020.09.17 河村)
A) 観測せよ / Observe
行動を起こすために必要な科学技術の知識を集めるために、観測は必要不可欠です。地球観測衛星をはじめとする宇宙空間での技術は、地球に関するより良い理解を我々に与え、宇宙の奥深くへと探査することを可能としてきました。このカテゴリーに属するチャレンジでは、観測データを科学者や意思決定者、一般市民にとってより使いやすいものとするツールを工夫することを求められます。
このカテゴリーに属するチャレンジの概要訳はこちら blog.spaceapps.jp
B) 伝達せよ / Inform
より良い意思決定には情報が欠かせません。NASAやCSA、CNES、JAXAは宇宙からのデータを集めるだけでなく、そのデータをアーカイブし、分析や結果を政策策定者や科学者、そして幅広いコミュニティに提供しています。このカテゴリーに属するチャレンジでは、宇宙機関が持つデータを初心に帰って見つめなおすことが求められます。科学的・歴史的な情報について周りの人々を巻き込む効果的な方法を思いついてください。
このカテゴリーに属するチャレンジの概要訳はこちら blog.spaceapps.jp
C) 維持せよ / Sustain
宇宙探査や地球科学の発展により、持続的な未来の構築の重要性が明らかにされてきています。将来の世代が住んでいけるように我々の家であるこの惑星を維持するためにはどのような行動を起こすことができるでしょうか?そして、どうすれば宇宙の過酷な環境で人間の生命を維持できるのでしょうか?
このカテゴリーに属するチャレンジの概要訳はこちら blog.spaceapps.jp
D) 創造せよ / Create
創造は変革の心臓です。芸術作品なのか、ハードウェアなのか、はたまた新たなテクノロジーなのかはわかりませんが、このカテゴリーに属するチャレンジでは、想像し、制作し、気づきをもたらすことを求められます。
このカテゴリーに属するチャレンジの概要訳はこちら blog.spaceapps.jp
E) 立ち向かえ / Confront
自然災害から社会的・経済的不平等まで、感知した問題に立ち向かわなければならない時が来ました。このカテゴリーに属するチャレンジを選び、地域/国家/世界レベルでの様々な問題に立ち向かいましょう。テクノロジーを変革のためのツールとしてどう役立てられるでしょうか?
このカテゴリーに属するチャレンジの概要訳はこちら blog.spaceapps.jp
F) つなげよ / Connect
人々の繋がりは一緒に行動を起こそうとする我々を力づけます。このカテゴリーに属するチャレンジでは、他者とコミュニケーションする方法を試験し、宇宙機関の地球や宇宙でのミッションに寄与するアイデアや人々の複雑なネットワークを分析することが求められます。
このカテゴリーに属するチャレンジの概要訳はこちら blog.spaceapps.jp
G) 独自チャレンジを発明せよ \ Invent Your Own Challenge
あなた独自のチャレンジを提示し、それに対するソリューションを創造してください!注:このカテゴリーにおけるソリューションは素晴らしいものではありますが、NASAによるグローバルな審査や賞の対象とはなりません。